7月17日のふじたや出船について
本日は潮の関係でゆっくり11時に『大物狙い落とし込み・鬼アジ』狙いで出船しました。
潮が動き出す少し前にポイントに到着すると、ベイトの群れがある程度あり、すぐに仕掛けを入れると数名のお客さんにベイトが乗りました。
すると、レンタルの女性に大きなヒット！！
かなり走ってしまい、朝一上がって来たのはサワラ！
その後、ベイトの反応に乗せると、中アジが連発し良いお土産ゲット！
少し、ベイトの反応は少なくなりましたが、ベイトの反応を見つけて仕掛けを入れると、人流しごとに大型のハマチがヒットして行きました。
後半になり大きくポイントを移動して、ヒラメ、真鯛なども狙えるポイントで、50センチ近くの真鯛、70センチ程度のメジロも上げることが出来て良かったです。
落とし込み（アンダーベイト）のコツについて
まず、アンダーベイトとは、中層やボトムにいる、小アジ、イワシのベイトむれの上に船をつけ、ベイトを専用の仕掛けにかけます。
その周りについている大物のハマチ、メジロ、ブリ、ヒラメ、サワラ、真鯛、アコウ、スズキなどの大型魚を食物連鎖を利用してかける釣りです。
醍醐味としては、ベイトがかかった後、小刻みに竿先が揺れますが、大型魚が近づいてくるとベイトも危険を感じ暴れだします。
暴れだした後に、大きなアタリがあると大型の魚がかかった合図、大きくは合わせずにフッキングして、慎重かつ迅速に引き上げてください。
『何が釣れるかわからない！』それが最大の醍醐味です！！
大型の青物や真鯛、ヒラメ、アコウなど、めったに釣れない魚もかかってくる可能性も十分あります！
大型魚が上がって来て、タモに入った時の喜びはひとしおでしょう！！
・PEライン、ハリス、タックルについて
PEラインはできれば2号以内をおススメしています。
PEが太ければ大型魚がかかってもラインブレイクしにくく引き上げやすいですが、太いPE程潮流に流されやすく、おまつりや根がかりなどのトラブルを招きやすいです。
仕掛け選びは、4本針、6本針、8本針、長さや太さ、形状、様々な仕掛けが各メーカーから出ていますが、ハリスが細ければ細いほどベイト（エサ）が沢山乗りやすいですが、大型魚がかかった時にハリスを切られてしまう可能性もあります。
平均は8号、細めの6号、太めの10号以上というところです。
そこで、おススメなのは、細めのハリスを使用し、良い竿、リールを準備する事です。
良い竿を使えば、大型魚が暴れた時にしなりで、ショックを吸収できますし、良いリールなら、ある程度のドラグ調整で魚が暴れてもやり取りをしてくれます。
そして、竿の長さよりも全長が少し短めの仕掛けを使用する事です。
竿よりも短い仕掛けならタモ入れの時に竿を立てれば、一番下の針に魚がかかっていてもスムーズにタモ入れが出来ますが、竿を立てても水面に魚が見えない場合はタモ入れが出来ません。
その時に魚を逃がしてしまう事も多いです。。。
結論としては、出来るだけ細いPE、細いハリスを使用して、良質な竿、リールを使って魚とやり取りをすると言うのが、釣果を上げるコツです。
最初から良い竿、リールの準備は難しいかもしれませんが、是非大物を釣り上げる上でも、釣具屋さんに行って落とし込みで使用する専用の、少しお高めのタックルを準備してくださいね！
・周りの人に大型魚がヒットしたら・・・
最後に、近くの人に大型魚がヒットしたら、自分も釣りたい気持ちはわかりますが、基本的に仕掛けを巻き上げてください。
巻き上げずに仕掛けを落としたままにしていると、大型魚が走り回った際におまつりをしてしまい、釣りあげた人の魚も逃げる可能性がありますし、自分の仕掛けも絡んでしまい、仕掛けはもちろん、おもりも失ってしまう可能性があります。
大型魚が走り回った際に、お祭りをしてしまうと仕掛けはぐちゃぐちゃになって、私たちも仕掛けを切らざるを得ません。。。
状況によっては、PEを切らなくてはならない可能性もあります。（出来るだけ避けたいですが・・・。）
お客様皆様に満足のいく釣果を出す上でも、次のベイトを追いかけてポイントをどんどん移動する事はとても重要で、時間との戦いなので、ご了承ください。
おまつりが少なければ、次から次へポイントを移動し、皆様の釣果を伸ばして楽しんでいただく事も出来ますし、仕掛けも無駄になりません！
（本日の釣果まとめについて）『2021年7月17日』
本日は、ハマチがメインになり、ヒラメなどは上がりませんでしたが、メジロ、真鯛、サワラ、中アジ等いろいろな魚種を釣り上げることが出来ました！
7月は引き続き落とし込み（アンダーベイト便）で大型魚を狙って出船していきます！ ご乗船頂いた皆様に満足のいく釣果を出せるように努力しますので、是非、ご予約、ご乗船よろしくお願いいたします。
大阪湾釣り船 ふじたや
